自力で引越しをするのは大変？メリットやデメリット・必要なもの・後悔するケースなどを徹底解説

2025年5月16日

引越しを行う際、ネックとなるのが費用面です。引越しは、依頼する規模や時期によって費用が大きく変動し、高額になることも少なくありません。そこで、自力で引越しを行うことを検討する方もいるでしょう。

そんな自力での引越しで、「本当に自分で対応できるのか」「自力で引越す際にどのようなネックがあるのか」と思う方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、自力での引越し可否について解説します。また、自力で引越すことのメリット・デメリットや必要なもの、後悔するケースもあわせて紹介します。

この記事を読めば、自力での引越しについて理解することができるので、自力で引越しを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修者
カルノリレンタカー株式会社代表取締役
勇翔太

平成元年生まれで、多岐にわたるビジネスを展開してきた起業家。
カルノリレンタカー株式会社（現在24店舗）と次世代株式会社の代表取締役を務め、さらにBUCKET LIST株式会社やエーストータルサービス（引越し・不用品回収）など複数の企業に出資している。

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自力で引越しをするのは大変？

自力で引越しすることは、大変な作業となるものです。1人暮らしで、かつ荷物のボリュームが少ない場合は、宅配便で荷物を送付したり、自身で運んだりするだけで引っ越しが完了するため、さほど苦労はしません。一方で、家族で暮らしていて引越しする場合は、多くの荷物を荷造り・運搬しなければならないため一苦労する可能性が高いでしょう。

また、大型の家具や家電などを運ぶ際には1人では難しく、家族や知人の協力を得ながら対応する必要があります。特に、上階にある荷物を階段で運ぶ場合は危険性を伴うため素人が作業するのはおすすめできません。さらに、荷物を引越し先まで運ぶための車両の確保も必要です。

以上を踏まえると、多くの荷物がある場合は自力での引越しは非常に大変な作業となってしまいます。

自力で引越しをした場合の費用目安

自力で引越しする場合でも、各種費用がかかります。また、単身引越しか家族の引越しかによっても費用が大きく異なるものです。ここでは、各パターンにおける自力で引越しをした場合の費用目安を紹介します。

単身引越し

単身引越しする場合の費用をまとめると、以下のようになります。

	内容	費用
車両（12時間レンタル）	ワンボックスカー1台	7,000円
高速料金・ガソリン代（30km圏内）	－	3,000円
新品ダンボール	200円×20箱	4,000円
布テープ・養生テープ	300円×3巻	900円
協力者への謝礼	10,000円×1名	10,000円
合計	－	24,900円

単身の場合、荷物のボリュームが少なくかかる工数も少ないためトータルの金額としては30,000円以内で収まるケースが大半です。しかし、引越先が遠い場合は車両のレンタル料や燃料費がより多くかかる可能性が高いです。

以上から、余裕を持って30,000円から40,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。

家族引越し

家族で引越す場合の費用相場は、以下のとおりです。

	内訳	費用
車両（12時間レンタル）	2トントラック	15,000円
高速料金・ガソリン代（30km圏内）	－	5,000円
新品ダンボール	200円×50箱	10,000円
布テープ・養生テープ	300円×5巻	1,500円
協力者への謝礼	10,000円×3名	30,000円
合計	－	61,500円

単身引っ越しと比較すると、61,500円程度が相場となります。2トントラックを利用して引越しする場合、平成29年3月12日以降に普通免許を取得した場合は普通免許では運転できません。よって、別途業者に依頼するか、運転できる人を探して依頼する必要があります。

一方、協力者については、家族で対応すれば費用を抑えられます。引越しの距離を加味すると、家族で引越しする場合の相場は60,000円から100,000円程度を見込んでおくとよいでしょう。

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自力で引越しをする際に必要な日数

自力で引越しをする場合、引越し完了までにかかる時間は荷物の量や引越し先までの距離によって異なります。また、1人で対応するのか家族や友人などに協力を依頼するのかによっても大きく異なります。単身引越しの場合、1週間から2週間くらい前から徐々に荷物の梱包をスタートし、1日で運び終える流れが最短です。

もし、周囲に協力を依頼する場合、相手の予定も確認して計画的に進めることが重要です。その点も含めて考えると、1ヶ月程度の期間を見込んでおくことをおすすめします。また、家族で引越す場合の目安日数も1ヶ月程度かかります。

自力で引越しをするメリット

自力で引越しすることにより、以下のメリットがあります。

引越し料金を抑えられる
自分のペースで引越しを進められる
引越し業者とやり取りをしなくて済む

各メリットの詳細は、以下のとおりです。

引越し料金を抑えられる

引越しを自力で行う場合、引っ越し費用を抑えられる点が最大のメリットです。引越し業者に依頼する場合、どうしても費用面で高くなってしまいがちです。これは、人件費や技術料などさまざまな費用が加算されることが関係しています。

そこで、自力で引越しすれば各種費用を抑えることができます。特に、人件費については家族で対応すれば大幅に抑えることが可能です。また、自力で引越しする際には繁忙期を考える必要はありません。

引越し業者に依頼すると、繁忙期の場合は非常に高い費用の負担が必要です。そこで、自力で対応することで大きく費用を抑えることができる点はメリットとなります。

自分のペースで引越しを進められる

自力で引越しする場合、自分のペースで進められるメリットがあります。引越し業者に依頼する場合、どうしても安いタイミングを狙って利用することになり、自由度はあまりありません。

自力で引越しする場合は、空き時間などを見つけつつ準備を進められます。また、引越し業者の場合は、繁忙期は希望する日程で引っ越しできない可能性が考えられます。その点、自力で引越しする場合は自分のスケジュールに合わせる形で自由に日程調整が可能です。

引越し業者とやり取りをしなくて済む

自力で引越しする場合、引越し業者とやりとりしなくて済むメリットもあります。引越し業者と日程調整する場合、お互いのスケジュールが合致する日を見つけなければならず大変な作業となります。また、自分の都合に合わせた時間帯に連絡しなければならないケースもあるので大変です。

そこで、自力で引越しすれば各種調整が不要で引越しを進められます。また、引越し業者に依頼する場合はプライバシーも気にせず進められる点も魅力です。

自力で引越しをするデメリット

自力で引越しする場合、デメリットも少なからず存在します。主なデメリットとして、以下が挙げられます。

資材やレンタカーなどの準備が必要
荷物が破損する・家屋が傷つく可能性がある
荷造りから運搬まで時間がかかる
1人で大きい家具や家電を運ぶのがきつい

各デメリットの詳細は、以下のとおりです。

資材やレンタカーなどの準備が必要

自力で引越しする場合、資材やレンタカーの準備をすべて自分で対応しなければなりません。資材としては、段ボールの準備が特に大変です。段ボールを購入して搬送し、組み立てるまでに時間と手間、費用がかかります。

車を保有していない場合は、配送サービスを利用したり通信販売で購入したりしなければなりません。段ボール以外にも、壊れやすいものは個別に梱包する必要があります。

レンタカーについては、遠い場所に引越しする場合は返却方法も考えなければなりません。その分の費用を考えると、引越し業者を利用した方が安くなる可能性もあります。

荷物が破損する・家屋が傷つく可能性がある

自力で引越しする際、丁寧に梱包しないと荷物が破損するリスクがあります。特に、高価で大切なものを運ぶ際に破損させてしまうと、大きな損失になりかねません。また、重い荷物を運ぶ際には落下させてしまい、丁寧に荷造りしていても破損させてしまうケースもあります。

荷物の破損以外でも、家屋が傷ついてしまうケースも少なくありません。荷物を運ぶ際に壁にぶつかって傷を付けたり穴を開けたりする可能性があります。さらに、床を引きずるように運ぶと、床に傷が付くため、運搬にも気を使わなければなりません。

傷が付かないようにするためには、ぶつかりそうな場所にクッションを付けたりする対応が必要です。

荷造りから運搬まで時間がかかる

自力で引越しする場合、特に荷物が多い場合は荷造りから運搬までの時間がかかりがちです。個別の荷物が破損しないようにクッションなどを取り付けて、梱包していきます。そして、車両に運搬して搭載し、積み終わったら引越し先で下ろす作業も費用です。

荷造りから運搬までの作業は、慣れてないと意外と大変なものであり時間がかかります。ある程度時間に余裕がある場合は対応できても、退去日が迫っている場合は、時間的余裕がないという事態になりかねません。

1人で大きい家具や家電を運ぶのがきつい

自力で引越しする際、荷物の運搬で苦労するデメリットがあります。1人で引越し作業する場合は物理的に運搬できないケースもあります。大型家具や家電は、家族や知人の力を借りて作業しなければなりません。

無理して1人で作業すると、腰を痛めるなどの事故に繋がります。さらに、階段の上り下りが必要な場合は、転倒や荷物の落下などのリスクが伴うので危険です。たとえ家族や知人の協力を得ても、階段での作業は非常に危険でありおすすめできません。

以上から、大型家具や家電を伴う引越しは基本的に引越し業者の利用がおすすめです。

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自力引越しが可能な人の特徴

自力で引越しすることが可能な人の特徴は、以下のとおりです。

引越し対象の荷物が少ない人
近隣に引越しする人
時間的な余裕がある人

荷物が多く引越し先までが遠い場合、自力での引越しは向いていません。特に荷物が多いと、梱包や運び出す際にも時間がかかります。そこで、荷物が少なく近場に引越しする場合は自力での引越しも可能です。

また、自力で引越しする場合は準備に時間がかかるため、時間的に余裕がある人に向いています。

自力で引越しをする際に必要なもの

自力で引越しする場合に必要なものとして、以下が挙げられます。

段ボールや緩衝材などの梱包資材
工具・ごみ袋
運搬する車両
人手

それぞれ詳しく見ていきましょう。

段ボールや緩衝材などの梱包資材

引越しするためには、段ボールやクッション材などの準備が必須です。それぞれの荷物を個別に運ぶとなった場合大変であり、段ボールに入れて運ぶことになります。また、破損しないようにクッション材などで保護する対応が必要です。

段ボールについては、ホームセンターなどで購入できます。また、スーパーマーケットなどで無料で入手できる場合もあります。無料で入手する場合は、荷物を入れても変形しない、一定の強度がある段ボールを選びましょう。

クッション材についても、ホームセンターなどで購入できます。費用面としては、梱包が必要なものの量によるものの、数千円程度かかる場合があります。

工具・ごみ袋

家具や家電を取り外したりばらしたりする場合、ドライバーなどの工具が必要です。また、荷造りする場合にカッターがあると便利です。しかし、カッターなどを使用する際には危険性を伴うため、手袋の準備も忘れないよう注意しましょう。

引越し作業する際、不要になったものを処分する方が多いため、ごみ袋も準備しておくと、梱包がスムーズに進みます。

運搬する車両

引越し先まで荷物を運ぶ場合、運搬する車両の準備も必要です。車両は、レンタカーとして借りるまたは、知人などから借りる方法があります。荷物のボリュームに応じて、最適なサイズの車を準備しましょう。

軽トラックを利用して引っ越す方法もありますが、天候に左右されます。よって、天候もみながら最適な車両の準備を行いましょう。

人手

引越しを1人ですべて対応するのは非常に難しく、協力してくれる人を確保する必要があります。家族に依頼する場合や、知人や友人に依頼するケースもあります。引越し作業したい時間帯に、対応してくれる人を探しましょう。

なお、基本的に引越し作業が完了した後に謝礼を渡すのが礼儀です。しっかりと準備して、失礼な行動を取らないように注意してください。

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自力で引越しをする流れ

自力で引越しする場合、以下の流れで進めましょう。

引越しのスケジュールの決定
人手の確保・レンタカーや運搬車両・台車の確保
梱包資材を用意・荷物の梱包・養生
物件の引き渡し・荷物の搬出・移動
荷解き・梱包資材の処分

各流れについて、詳しく見ていきましょう。

引越しのスケジュールの決定

最初のステップとして、引越しのスケジュールを明確にする必要があります。退去日や引越し先の入居日がベースとなり、逆算する形でスケジューリングしていきましょう。

引越しのスケジュールによって、手伝いをどの程度依頼するのかを決める必要があります。また、レンタカーの手配などのスケジュールも、この時点でしっかりと決めておくことが大切です。

人手の確保・レンタカーや運搬車両・台車の確保

立てたスケジュールに従い、人手の確保やレンタカー・運搬車両・台車の確保を行います。人手については、家族や知人、友人などに依頼する形となります。基本的に手伝いしてもらえる人の都合に合わせる必要があるため、事前に対応可否を確認しておくと慌てずに済みます。

レンタカーについては、荷物の量をある程度想定して必要な車両を選定しましょう。レンタカーは、時期によっては混雑していて希望する車種が確保できない場合もあるので早めに確保することが大切です。

引越しする荷物のサイズによっては、台車の準備が必要です。台車のレンタルサービスがあるので、無理して購入する必要はありません。

梱包資材を用意・荷物の梱包・養生

実際の引越し作業として、荷造りからスタートします。最初にクッション材を使用して壊れやすいものを保護します。そして、段ボールに収納してガムテープや養生テープで封をしましょう。

また、運び出す周辺の壁や床などを養生することも重要です。クッション材を使用してぶつかりそうな箇所を保護するだけでも、十分な効果を発揮します。

物件の引き渡し・荷物の搬出・移動

荷造りが完了して引越し当日を迎えたら、物件の引き渡しを行います。この際、賃貸契約書や印鑑、家の鍵が必要となるので準備し、荷物の搬出を行います。

重い家具や家電を運ぶ際、危険性を伴うため必ず複数人で作業をしましょう。また、手袋などの保護具を着用することも重要です。荷物を車両に積み込んだら、引越し先に移動します。

荷解き・梱包資材の処分

引越し先に到着したら、荷物を下ろしていきます。この際、運び出し同様に危険性を伴うため慎重に作業することが大切です。事前に養生してぶつかりやすい箇所をカバーすることで、新居に傷がつくのを防げます。

荷物を運んだら、荷解きしていきますが、使用した段ボールやクッション材などは適切に処分しましょう。

自力で引越しをする際のポイント

自力で引越しする際、以下のポイントに注意して作業を進めましょう。

段ボールに荷物を詰め込みすぎない
台車で運べる大きさかどうかを見定める
搬入時のことを考えて荷物を積み込む
重量のある荷物を下にして積み込む
段ボールの中身が一目でわかるようにする
組み立てられる家具はバラしておく
新居が近所の場合は少しずつ荷物を運ぶ

それぞれ詳しく解説します。

段ボールに荷物を詰め込みすぎない

荷造りする際、段ボールに無理に詰め込みすぎない対応が必要です。なぜならば、無理して詰め込みすぎると荷物を破損させてしまうリスクがあるためです。衣類のように破損するものではなければ問題ないものの、壊れものの場合はクッションで保護しても破損することがあるため、詰め込みすぎないようにしましょう。

台車で運べる大きさかどうかを見定める

荷物を自分で運べるかどうかを見極め、台車の使用可否を検討することも重要です。台車を使用することで、重い荷物でも持ち運ぶ必要がないため作業をより簡単に進められます。

しかし、台車にも最大積載量が決まっており、どのようなものでも運べるわけではありません。一般的な台車の最大積載量は、100kgまでに制限されているケースが大半です。100kgを超えるような大型の冷蔵庫を運ぶ場合、基本的には専門業者の利用がおすすめです。

搬入時のことを考えて荷物を積み込む

荷物を車両に積み込む場合、搬入時のことを考えて積み込みましょう。何も考えずに積み込むと、作業効率が下がります。そこで、ある程度どこに搬入するのかを考えて分類しておけば、搬入作業を効率化できます。荷物の積み込み時のバランスも考えながら、積み込む順番もしっかりと考えておきましょう。

基本的には、まずダンボールの壁を奥から作っていきます。全てのダンボールを積み終えたら、ダンボールと車の天井に隙間ができるので、そこに柔らかいクッションや形の悪いものを積みます。また段ボールの壁が後ろに倒れないように、大きめの棚や冷蔵庫、洗濯機などをおいて固定します。このように積むと荷崩れが起きにくくなります。

重量のある荷物を下にして積み込む

荷物を積み込む際には、重量がある荷物は下にして積み込むのが鉄則です。なぜならば、重量がある荷物を上に積むと、少しの振動で荷崩れが起きやすくなり、下になった荷物が潰れてしまうためです。逆に、重い荷物を下にした方が安定するため、荷物を積みやすくなります。

荷物を積む際に、最初に重い荷物を積んでベースを作り、その上に軽めの荷物を積んでいきましょう。

段ボールの中身が一目でわかるようにする

多くの荷物を引越しする場合、段ボールに何が入っているのかを容易に確認できるようにしましょう。何が入っているか一目で分からないと、搬入時にどこに運んで良いか悩んでしまいます。

また、壊れやすいものが入っている場合、その存在を知らずに運ぶと破損させるリスクがあるので危険です。以上から、段ボールにマジックで書いたりラベルを貼ったりして一目でわかるようにしましょう。

組み立てられる家具はバラしておく

ベッドフレームなどの組み立て可能な家具の場合、可能な限りバラしておきましょう。バラしておくことで、運搬しやすくなり作業時の危険性を回避できます。家具をバラす際には、手袋を使用して怪我をしないように注意が必要です。

また、バラしたものを組み立てる際に、手順を忘れて再現できなくなるケースもあります。どのようにバラしたのかをメモしておき、ネジなども無くさないように注意してください。外したネジは養生テープでひとまとめにして、ベッドのヘッドボードなど元の部材に貼り付けておくと、紛失の心配がなく、どの家具に付属していたネジかもすぐに判別できて安心です。

新居が近所の場合は少しずつ荷物を運ぶ

引越し先が近所の場合、1回ですべての引越しを完了させるよりも少しづつ荷物を運ぶのがおすすめです。これにより、1人でも引越し作業を進めることができるメリットがあります。また、車を保有していているのに多くの荷物を搭載できるスペースがない場合でも対応できます。

少しづつ運ぶ場合、その分だけ燃料費がかかるデメリットがあるものの、ぜひ検討したい方法です。

自力で大型の家電を運搬・設置する際のコツ

自力での引越しにおいて、大きなネックとなるのが大型家電の運搬です。ここでは、以下の家電について運搬・設置する際のコツを紹介します。

洗濯機
テレビ
冷蔵庫

安全似作業するために必要な情報となるため、ぜひ参考にしてください。

洗濯機

洗濯機は、サイズこそ冷蔵庫よりもコンパクトであるものの重量があるため運び出しに苦労する家電です。電源だけでなく排水場所も考えて設置しなければならないため、引越し先でどこに設置するのかも考えておく必要があります。

場合によっては、買い換えも検討しなければなりません。そのため、最初に洗濯機のサイズや、引越し先における設備の仕様を確認しておくことが大切です。次に、取り外すための工具を取りそろえる必要があります。

実際に取り外す前には、水抜き作業が必須です。引っ越し前日までに必ず水抜き作業を実施しましょう。水抜きが完了したら、給水や排水のホースを取り外します。そして、実際に洗濯機を運搬しますが、この際に洗濯槽と洗濯機の隙間にタオルを挟むと良いです。

テレビ

テレビは、最近では薄型の液晶タイプが主流となっており、重量としてはさほど重くありません。一方、薄すぎるためにしっかりと保護した状態で運搬する必要があります。荷造りする際には、基本的にテレビを購入した際の箱を利用しましょう。

梱包材の準備ができたら、テレビのケーブル類を外します。付属のパーツがある場合、本体に養生テープなどで貼り付けておくと紛失を防止できます。

次に、テレビや台座などをクッション材で覆い、段ボールに入れますが、外側にどちらが液晶画面の方向かを表示しておくのがおすすめです。運搬する際には、防振マットを敷いてその上に置きましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫の場合、100kgを超えるものも多く、個人で運び出すのは大変です。自力で運び出したい場合、引越し日前までに冷蔵庫内を空にしてください。そして、冷蔵庫内に溜まった水を抜く必要があります。

水は冷蔵庫の電源を抜くことで、容易に排水可能です。次に、冷蔵庫内をしっかりと清掃しましょう。この際、埃も除去しておくことをおすすめします。

冷蔵庫を運び出す際、扉が開いてしまい危険性を伴うケースがあります。そこで、扉の部分にテープを貼っておき、開かない対策を施しましょう。運搬する際、持ち運ぶのが大変であるため床に毛布を敷いて滑らせるように運ぶのがおすすめです。冷蔵庫は、横にすると故障するリスクがあるため、必ず立てた状態で運搬しましょう。また、横にして運んだ場合は、引越し先ですぐには電源を入れず、半日ほど空けるようにすると故障しにくくなります。

自力での引越しで後悔する可能性が高いケース

自力で引越して、後悔してしまうケースがあります。具体的には、以下のケースで後悔したと感じてしまうことがあります。

家具や家電が多い
人手が足りない
自身で養生ができない

各ケースについて、詳しく解説します。

家具や家電が多い

家具や家電が多い場合、自力で引っ越しして後悔したと感じる場合があります。これは、家具や家電は1人で運ぶことは困難であり、家族や知人・友人の協力を得たとしても運ぶ際に危険性を伴うためです。

実際に、引越し時の事故として重い荷物を運び出すシーンが圧倒的に多い傾向があります。仮に怪我せず無事引越しできたとしても、時間がかかりすぎて自力で引っ越ししたことを後悔するケースが大半です。

人手が足りない

自力で引越しする際、思うように人手を確保できずに苦労してしまうケースがあります。これにより、後悔したと感じる場合があります。手伝ってくれる人はいるものの、自分の都合と合わせずに結果として1人で作業が強いられる場合があります。

家具や家電は1人で運ぶのは難しいため、人手を借りたいのに集まらずにスケジュールどおり進まないものです。無理して1人で作業して怪我してしまうこともあるため、人手が足りない場合は自力での引越しはおすすめできません。

自身で養生ができない

自分で養生することができず、自力で引越ししたことを後悔する場合があります。引越し時のトラブルとして、ものを運ぶ際に壁や床などを傷つけてしまうケースがあります。そこで、壁にクッションを付けたり床にブルーシートを敷いたりする作業が必要です。

しかし、養生に慣れていない人が養生をする場合、うまくいかないケースも多く見受けられます。結果として、自力で引越しすることを後悔する場合があります。

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自力での引越しにおける失敗談

ここでは、自力で引越しすることを選択して失敗した以下の事例を紹介します。

大きい家具や家電を運べなかった
想定よりも荷物の量が多かった
引越し後の片付けが終わらなかった

各事例について、詳しく見ていきましょう。

大きい家具や家電を運べなかった

自力で引越ししようとして、大きな家具や家電を運べなかったというケースが多くみられます。引越し業者が3人程度で運んでいるところをみて、同じように人数をかければ運べるだろうと思うものです。しかし、同じ人数では運び出すことは難しい場合があります。

人数をかけて運びたくても、手を回せないなどの制約があり、結果として運び出せずに業者に依頼することになる場合もあります。

想定よりも荷物の量が多かった

想定したよりも多く荷物があり、引越しするのに苦労したという事例も多く聞かれます。引越し業者の場合、引っ越す前の状態をチェックすればある程度の荷物の量を把握できるものです。

一方、引越しする機会が少ない場合は、どの程度の荷物なのかを見誤る場合があります。荷物の量が多すぎると、用意した梱包資材の量が不足したり車両のサイズが小さすぎたりするうえ、予定どおり進められないトラブルが発生しがちです。

引越し後の片付けが終わらなかった

引越しした後に、荷解きなどの作業を行わなければならないのに終わらないという事例も多く聞かれます。荷解きしてそれぞれを必要な場所に設置する必要がある中で、新生活を送るための準備も同時に進めなければなりません。

結果として、気持ち良く新生活をスタートできずに悩んでしまうこともあります。さらに、梱包資材の廃棄も必要となり、ごみ収集日まで一時保管しなければならず、片付かない点も考えておく必要があります。

規約で自分で引越しするのが禁止されているケースに注意しよう

自力で引っ越ししたくても、運搬時に壁などを破損させてしまうリスクから集合住宅の管理規約上で禁止されている場合があります。また、住民に怪我を負わせてしまう可能性もあることもあり、明確に禁止しているケースがあります。

事前に、実施可否を管理会社に確認しておきましょう。また、許可されている場合も、共有部分であるエレベーターなどの利用許可を得なければならない場合もあるため注意が必要です。

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安い引越し業者を探すならズバット引越し比較がおすすめ

安い引越し業者を探す際、さまざまな選択肢のなかから最適な業者を選びたいものです。そこで、容易に引越し業者を比較できるサービスとして、ズバット引越し比較がおすすめです。ここでは、ズバット引越し比較がおすすめである理由を紹介します。

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ズバット引越し比較を使えば安くなる理由

ズバット引越し比較を利用することで、引越し費用が安くなる理由は最大12業者から一括で見積もりを依頼できる点が挙げられます。一度に多くの業者から見積もり依頼できるため、より多くの選択肢から安い業者を見つけやすいメリットがあります。また、見積もりを取得できる業者は優良業者ばかりであり、不当に高い金額を提示する業者がいない点も魅力です。

ズバット引越し比較が選ばれる理由

ズバット引越し比較を利用すれば、引越し費用が最大半額安くなるチャンスがあるため、ぜひ利用してみてください。

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まとめ

この記事では、自力での引越しについて解説しました。

自力で引越しすることは可能であるものの、実際に作業するとなった場合にさまざまな苦労を伴います。また、危険性を伴う作業も多いため注意が必要です。さらに、管理会社側から禁止されている場合もあるため、前もって確認しておくと安心です。

この記事を参考に、自力で引越しすることによるメリットとデメリットをしっかりと把握したうえで、業者に依頼をするか否かを検討しましょう。

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この記事を書いた人

川本裕太 UPSTART株式会社代表取締役

はじめまして、アプデの運営会社、UPSTART株式会社代表の川本です。私は常に劣等感を抱いて社会人生活を過ごしていました。営業成績は下、上司に怒られる毎日。情けなく、悔しくて涙した日々も少なくありませんでした。そのような経験から「周りに追いつき、追い越し、人生を変えてやる」という想いで起業し、「アプデ」という情報メディアを立ち上げました。アプデの情報を見て、人生が少しでも良い方向に変わったらこれほど嬉しいことはありません。