車が壊れてしまったら、廃車にするしかありません。ただ、廃車にするとなると費用がかかります。廃車にかかる費用相場がどれくらいなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。廃車にかかる費用相場を把握すれば、自分の予算で廃車が実現できるのかが判断しやすくなります。
また、廃車するためにはどれくらいお金を貯めれば良いのかも把握できるので、廃車を実現するために自分はいつまでにどれくらいのお金を貯めれば良いのかが明確になるでしょう。
この記事では、廃車にかかる費用相場を解説します。廃車費用をできるだけ抑えるコツや廃車の費用に関するトラブルも解説します。自家用車の廃車を検討している方は、ぜひご覧ください。
カルノリレンタカー株式会社 代表取締役
勇翔太
平成元年生まれで、多岐にわたるビジネスを展開してきた起業家。カルノリレンタカー株式会社(現在24店舗)と次世代株式会社の代表取締役を務め、さらにBUCKET LIST株式会社やエーストータルサービス(引越し・不用品回収)など複数の企業に出資している。 引っ越し業に携わる中、母子家庭や非正規雇用者を大好きな車で支援したいと考え、中古車販売店を開業したのち、レンタカー事業「カルノリレンタカー」をスタート。中古車販売事業とレンタカー事業を運営する知見から、車に関する有益な情報をより多くの人に伝えたいという想いを持っている。 また多数メディアにも出演している。直近では2024年4月に放送された『令和の虎CHANNEL』に出演。
費用無料で廃車にするなら廃車買取業者に依頼するのがおすすめ
費用無料で廃車手続きを依頼するのであれば、廃車買取業者への依頼がおすすめです。なぜ廃車買取業者に依頼するのがおすすめなのでしょうか。
ここからは、廃車買取業者に買取を依頼するメリットを解説します。廃車買取業者のメリットを理解し、業者に依頼すべきか決断しましょう。
廃車買取業者に廃車手続きを頼むメリット
廃車買取業者に廃車手続きを頼むメリットは以下のとおりです。
- 面倒な手続きを代わりにやってもらえる
- 不動車や事故車でも引き取ってくれる
それぞれのメリットを理解したうえで、廃車買取業者へ依頼する判断をしてください。
面倒な廃車手続きを代わりにやってもらえる
廃車買取業者に廃車手続きを依頼するメリットとして、面倒な廃車手続きを代わりにやってもらえる点が挙げられます。人生で何回も車を廃車にすることはないため、廃車手続きをするにしても何から始めるべきかわからない方が多いでしょう。
廃車買取業者に依頼すれば、書類の手続きから車両の解体まで無料で代行してもらえるので、自分で手続きの方法を調べる手間が省けます。廃車手続きにあまり時間をかけたくないのであれば、廃車買取業者へ依頼するのが良いでしょう。
不動車や事故車でも引き取ってくれる
不動車や事故車でも引き取ってくれるのが、廃車買取業者へ依頼するメリットです。中古車としての価値がなかったとしても、廃車買取の場合はそれぞれの部品に価値が付くため、原材料としての値段が付きます。
たとえば、ヘッドライトやカーナビ、スピーカーなどパーツごとに細かい値段が付きます。廃車することが確定していたとしても、丁寧にメンテナンスがされている車であれば、高額買取が期待できるでしょう。
廃車を依頼するならソコカラがおすすめ
廃車を廃車買取業者に依頼するのであれば、ソコカラがおすすめです。ソコカラとは、車検切れや事故車などどんな車でも高値で買い取るサービスです。ソコカラがおすすめな理由を解説します。
廃車を高額買取できる理由
ソコカラが廃車を高額買取できる理由は、以下の3つです。
- 自社オークションで販売するので余計な中間手数料をカットできる
- 自社のネットワークが海外に広がっている
- 自社で物流することによって配送コストを削減できる
ソコカラは、買い取った車両を適正価格で世界中の人々に自社オークションで販売しているため仲介手数料を支払う必要がなく、その分高い価格で買取してもらえます。
また、ソコカラは日本車の需要が高い12,000社以上の海外の会社に輸出と販売をしています。その結果、より高い価格での買取が実現できているのです。
自社物流による配送コストを削減した分、買取査定額に還元しています。ソコカラは、高額査定できるように工夫している業者です。
ソコカラは利用しやすい
先ほどソコカラが高額買取できる理由を紹介しましたが、利用しやすい業者でもあります。ソコカラが利用しやすい理由は、以下の3つです。
- 電話1本で希望日時に引き取り
- お振込みまで最短4日で対応完了
- 個人情報を入念に保護
ソコカラでは、電話1本してもらえれば自社拠点もしくは提携会社にて引き取りに伺います。お客さまに来店してもらう手間がないので、気軽に廃車買取ができます。
また、最短でご依頼日の翌日に廃車を引き取れるため、3営業日後のお振込みが可能です。現在お金に余裕がなくてすぐ廃車を買い取ってほしい方が利用しやすい業者といえるでしょう。
さらに、ソコカラはPマークを取得してお客さまの個人情報の保護を徹底しているので、安心して利用可能です。廃車買取業者の利用を検討している方は、ぜひソコカラを利用してみてください。
2つの廃車の方法
廃車手続きには、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があります。買取業者を利用するにしても、どのように廃車手続きをするのかを知っておくことは大切です。それぞれの廃車方法を詳しく解説していきます。
永久抹消登録
永久抹消登録とは、自動車を永遠に使用しないと判断したときに実施する手続きのことです。自動車の登録情報が法的に削除されます。永久抹消登録が必要なケースとして、以下の2つが挙げられます。
- 自動車が重大な事故に遭って修理不可能になった場合
- 自動車の老朽化が進んで安全に使用できなくなった場合
永久抹消登録をすれば、車両が存在しないものとして扱われるようになります。永久抹消登録をする際には、解体届から手数料の支払い、必要書類の提出などをしなければいけません。
一時抹消登録
一時抹消登録とは、自動車の登録を一時的に抹消する手続きです。一時抹消登録をすれば、自動車税や自賠責保険の支払い義務がなくなるため、年間数十万円単位の税金を支払わなくて済みます。一時抹消登録をする主なケースは、以下の2つです。
- 再登録して自動車に乗る可能性がある場合
- 自動車の解体に時間がかかる場合
たとえば、海外に転勤して長期間車を使用しない場合に一時抹消登録をすれば、自動車税を還付してもらえます。また、一時抹消登録をすると、自動車の売却や解体処理などの手続きをする必要がないため、スムーズに手続きが進みます。
廃車にかかる費用相場
廃車にかかる費用は以下のとおりです。
- 廃車登録の手続きにかかる費用
- 解体費用
- レッカー費用
- リサイクル料金
ここからは、それぞれの料金の相場を紹介していきます。廃車にかかる費用相場を理解したうえで、自動車を廃車すべきか検討する判断材料にしてください。
廃車登録の手続きにかかる費用
廃車登録の手続きには、一時抹消登録を除けば1円もかかりません。ただし、一時抹消登録をする場合は、申請手数料として350円を支払う必要があります。また、自動車検査証返納届を提出する際も、お金を支払わなければいけません。
自動車検査証返納届とは、軽自動車の使用を一時的に中止するために必要な手続きです。自動車検査証返納届を提出する場合は、350円の申請手数料を支払ってください。
軽自動車税は年間3,800〜10,800円かかるので、350円で税金を支払わずに済むのであれば、そちらを選んだ方が良いでしょう。
4月になったら1年分の軽自動車税を支払わなければいけないため、軽自動車を使わないのであれば3月末までに自動車検査証返納届を提出するのがおすすめです。
解体費用
依頼する業者によって料金が異なりますが、解体費用は20,000円ほどかかります。ただし、2024年7月現在では資源価格が高騰した結果、自動車の部品はリサイクル価値が高いので、解体業者が請求しない場合が多いです。
ディーラーに自動車の解体を依頼する場合は、手続き代行手数料や移送料、仲介手数料などで、20,000円以上取られることもあります。ディーラーに依頼して自動車を解体するのであれば、予算を多く見積もっておくと良いでしょう。
レッカー費用
車種や移動距離によって金額は大きく異なりますが、レッカー費用は5,000〜1万円ほどかかります。ただし、レッカー費用がかかるのは車検切れの車や故障車などの自力で移動させられない場合のみで、自分で運転できるのであればレッカー費用はかかりません。
リサイクル料金
リサイクル料金は、車の廃車処分のために支払わなければいけない税金です。リサイクル料金は2005年1月に実施された制度で、2005年1月以降に購入した車に対してはリサイクル料金を支払っているので、廃車時に支払う必要はありません。
ただし、2004年12月31日までに自動車を購入している場合は、リサイクル料金を支払ってください。リサイクル料金の費用相場は、以下のとおりです。
- 軽自動車:7,000〜16,000円
- 普通自動車:10,000〜20,000円
上記の内容を参考にし、廃車買取をしたくてリサイクル料金を支払うべき方は必要なお金を用意しておきましょう。
還付金を使えば廃車費用が賄える?
実は廃車をしたら還付金が受け取れるケースがあり、場合によっては廃車費用を賄えるかもしれません。廃車にして戻ってくる還付金は以下の3つです。
- 自動車保険
- 自動車重量税
- 保険料
それぞれ詳しくみていきましょう。
自動車保険
自動車保険とは、自動車の所有者に対して毎年4月1日に課される税金のことです。自動車を年度途中に廃棄した場合、翌月から未経過月数分が還付されます。廃車手続きをする際に自動車保険の手続きも同時にするので、別に手続きをする必要はありません。
自動車保険の還付金額は以下の計算式で算出可能です。
自動車保険の還付金=過去に納付した自動車税÷12ヶ月×登録抹消した翌月から3月までの未経過月数分
たとえば、過去に納付した自動車税が30,000円で10月に登録抹消した場合、12,500円の還付金を受け取れます。
なお、還付金は金融機関の窓口と口座振替で受け取れます。ただし、軽自動車の場合、軽自動車税が還付されることがないので注意しましょう。
自動車重量税
自動車重量税とは、新しい自動車を購入する際や車検の有効期限分を事前に支払う税金のことです。自動車重量税は、車検の有効期限が1ヶ月以上残っていた場合のみ還付されます。
自動車重量税の還付金を受けるにあたって特に手続きをする必要はなく、還付金の振り込みまで3ヶ月以上もかかります。自動車重量税の還付金は、以下の計算式で算出可能です。
自動車重量税の還付金=1ヶ月分の自動車重量税×車検残存期間(1ヶ月単位)
1ヶ月分の自動車重量税が5,600円で車検残存期間が3ヶ月だった場合、還付金が16,800円と計算できます。
自賠責保険
自賠責保険は、保険会社に申請することで還付金を受け取れます。ただし、還付してもらうには有効期限が1ヶ月以上ある場合に限ります。廃車手続きを終えたら、忘れずに保険料の手続きをするようにしましょう。
廃車費用はかからないこともある
廃車費用はすべての場合にかかるわけではありません。廃車をする際は以下の2点を知っておきましょう。
- 中古車としての価値がある場合は中古車買取業者に買取してもらえる
- 廃車買取業者に頼めば買取してもらえることもある
廃車費用をどのように削減できるのかを確認しておきましょう。
価値がある場合は中古車買取業者に買取してもらえる
廃車予定の自動車に価値がある場合は、中古車買取業者に買取してもらえる可能性があります。中古車買取業者に買い取ってもらうためには、以下の2つのポイントを心がけましょう。
- 車の買取相場を把握しておく
- 車一括査定を使用する
中古車を高く売却したいのであれば、自動車の買取相場を把握しておけば、業者の提示価格が適正なのか理解できます。また、車一括査定を使用すると、一度に複数の買取業者へ査定依頼ができます。
ただし、中古車買取業者は、必ずしも買い取ってもらえるわけではないため注意してください。
廃車買取業者に頼めば買取してもらえることもある
中古車買取業者に買取してもらえなくても、廃車買取業者に頼めば買取してもらえることがあります。なぜなら、廃車買取業者は自動車の部品に価値を見出して買い取ってくれるからです。そのため、動作不良や故障している自動車であっても、問題なく買取してもらえます。
とはいえ、個々の部品が壊れている場合は、廃車買取業者でも買い取れない場合があります。自分が所有している自動車が買い取れるか気になる方は、一度廃車買取業者に相談してみてください。
廃車を買取してもらうなら、ソコカラがおすすめです。ソコカラは、10年以上使った古い車や10万km以上走行した車でも高く買取してくれます。全国どこでも来店不要で、Webで査定してもらえるため、店舗に向かう必要がありません。自宅にただ置いてある車があるという人は、ぜひ一度ソコカラに査定をご依頼ください。
廃車費用無料で買取してくれる廃車買取業者の特徴
廃車費用無料で買取してくれる中古買取業者には、以下の3つの特徴があります。
- 廃車手続きやレッカー代金が無
- 海外に流通ルートがある
- 過去に事故を起こした車でも買取可能
上記の3つの特徴がある中古買取業者は、廃車手続き費用と車の運搬費用をかけずに買取してくれます。また、海外に流通ルートがある業者の場合、パーツとしての価値を日本よりも高く見出してくれるため、高い価格で買取してもらいやすいです。
【業者別】廃車にかかる費用相場
ここからは、廃車にかかる費用相場を業者別に紹介します。業者別の廃車費用は以下のとおりです。
業者 | 費用相場 |
ディーラー | 1〜8万円 |
スクラップ業者 | 2〜5万円 |
廃車買取業者 | 0円 |
どの業者に依頼しても金額が変わらないと思いがちですが、上記の表のとおり大きく費用相場が異なっているため、入念にどの業者に依頼するべきか決める必要があります。それぞれの業者の特徴を理解したうえで、どの業者に依頼するか決めましょう。
ディーラー
ディーラーで廃車にするには、1〜8万円かかります。ディーラーの廃車価格が高い理由は、以下の2つです。
- リサイクルを目的としていない
- 中間手数料が取られる
ディーラーはリサイクルに関する知識が少なく、自動車の処分に関しては専門分野ではありません。したがって、ただの廃棄物としてしか扱うことができず、価格が高くなりやすいです。
また、ディーラーが廃車を引き取ったとしても、ほかの業者に解体を依頼する場合が多いので、仲介手数料が発生して価格が高くなっています。
ディーラーに廃車依頼をすると、1つの窓口で廃車から新車購入ができる点や手間がかかる手続きを任せられる点などがメリットです。
その一方、ディーラーに廃車依頼したら費用が高くなりやすいことや廃車の引き取りに時間がかかりやすいことなどがデメリットです。
スクラップ業者
スクラップ業者で廃車にするには、2〜5万円の費用がかかります。
スクラップ業者に依頼すると、自動車のアルミホイールや鉄などを資源として買い取ってくれることがあります。しかし、スクラップ業者に依頼した場合、以下の5つのデメリットがあるため、依頼しないほうが良いかもしれません。
- 解体手数料やレッカー代がかかる場合がある
- 運輸支局が平日しか開いていない
- 個人依頼を受け付けている解体業者が少ない
- 自分で準備するものが多い
- 手続きが完了するまでに2〜3週間かかる
上記のメリットとデメリットを考慮したうえで、スクラップ業者に依頼すべきか判断しましょう。
廃車買取業者
廃車買取業者は、廃車にお金がかかりません。廃車買取業者に依頼した場合、自動車の状態は関係なく買取の対象になったり、廃車手続きを代行してもらえたりと、さまざまなメリットがあります。
その一方、中古買取業者よりも買取価格が下がる点や買い替えまでの間の代車を用意してもらえない点などがデメリットです。メリットとデメリットを天秤にかけてどの業者に廃車を依頼するか決めましょう。
廃車買取業者の利用を検討しているのであれば、ソコカラがおすすめです。
ソコカラは、査定費用・引取費用・廃車手続き費用が一切かからないのにもかかわらず、さまざまな廃車を高値で買取が可能です。たとえば、故障したトヨタのプリウスは、20.5万円で買い取った事例もあります。
過走行・低年式のマツダのCX-5においては、51万円で買い取っています。廃車買取業者は、自動車がどんな状態であろうと高額査定を目指しているので、安心して買取依頼に出せるでしょう。
自分で廃車にしたら費用はいくらかかる?
自分で廃車にした場合、一時抹消登録もしくは永久抹消登録をするかによって費用が大きく異なります。一時抹消登録と永久抹消登録にかかる費用は以下のとおりです。
費用項目 | 一時抹消登録 | 永久抹消登録 |
解体費用 | 不要 | 0〜30,000円 |
リサイクル料金 | 不要 | 7,000〜20,000円 |
運搬費用 | 0〜30,000円 | 0〜30,000円 |
書類準備費用 | 350円〜 | 350円〜 |
廃車費用合計 | 350〜30,350円 | 350〜80,350円 |
一時抹消登録の最大金額が30,350円なのに対し、永久抹消登録が80,350円かかります。自分で廃車手続きをすると手間がかかるうえに高額な費用を支払わなければいけません。そのため、廃車を検討している方は、廃車買取業者を利用すると良いでしょう。
廃車費用をできるだけ抑えるためのコツ
廃車を検討している多くの方々が、少しでも費用を抑えたいと考えているのではないでしょうか。廃車費用をできるだけ抑えるコツは以下のとおりです。
- 自分で廃車するかどうかの判断をしない
- 良いタイミングで廃車にする
- 複数の業者に査定してもらう
それぞれのコツを実践し、安い金額で廃車が実現できるように工夫してください。
自分で廃車にするかどうかの判断をしない
廃車費用をできるだけ抑えたいのであれば、自分で廃車するかどうかの判断をしないことが大切です。自分では廃車だと思っていても、業者によっては需要がある可能性があるためです。もし、自分の車を廃車にしようか検討している場合は、インターネットで無料査定してみましょう。
たとえば、ソコカラでは自分の車の査定が無料でネットでできます。ネットで無料査定ができれば、店舗に外に出向く必要がないので、気軽に査定してもらえます。
良いタイミングで廃車にする
廃車費用を抑えるためには、良いタイミングで廃車することも大切です。具体的には、3月中に廃車手続きを済ませましょう。自動車税は毎年4月1日時点で所有している自動車に対して、翌年3月末までの1年分の税金が課されます。そのため、自動車税が課される前に廃車にしておきましょう。
また、3月中に廃車手続きが完了したら、払い過ぎた還付金が返還されます。自動車税以外にも、自動車重量税や保険料など条件を満たしていれば、還付を受けられるかもしれません。
廃車手続きをすることで、どんな還付金をどれくらい受けられるのかを事前に把握しておくことが大切です。良いタイミングで廃車手続きをして、廃車にかかる費用をできるだけ抑えましょう。
複数の業者に査定してもらう
廃車費用をできるだけ抑えたい方は、複数の業者に査定してもらってください。複数の業者に査定してもらえれば、値段が付かないと思っていた自動車も買取価格が付いて、高値で買い取ってもらえる可能性があるからです。
また、業者によって査定価格は大きく異なります。A社では30万円と査定されたのに、B社では50万円と査定されることがあるかもしれません。少なくとも3社以上から見積もりを取り、より高い価格で買い取ってくれそうな業者を見つけましょう。
廃車の費用に関するよくあるトラブル
廃車費用に関してトラブルが発生しないか不安な気持ちになっている方もいるのではないでしょうか。廃車の費用に関するよくあるトラブルは以下のとおりです。
- 査定してもらった時よりも条件が悪かった
- 還付金が返還されなかった
- 手数料が発生した
- ソコカラなら費用のトラブルなしで廃車を買取してもらえる
それぞれのトラブルの対処法を理解したうえで、廃車手続きを進めてください。
査定してもらった時よりも条件が悪かった
廃車費用のトラブルとして、査定してもらった時よりも条件が悪かったことが挙げられます。電話やインターネットでは高い金額で査定してもらったにもかかわらず、自動車の引き取り日当日では事前に聞いていた金額よりも低い買取価格が提示されることはよくあります。
そのため、事前に費用の内訳が明確な見積書を作成してもらいましょう。費用の内訳が明確になっていれば、買取金額の減額や手数料の水増し請求などを防止できます。内訳が明記されていて最終的に受け取れる金額がわかる請求書を必ず作成してもらってください。
還付金が返還されなかった
還付金が返還されないのも、廃車の費用でよく発生するトラブルの1つです。基本的に車検満了時前に廃車手続きをすれば、自動車保険や自動車重量税、保険税などの還付金が受けられます。
しかし、業者によっては還付金を自社のものとして受け取ってしまう場合があります。そのため、事前に業者と還付金の取り扱いを明確にしておきましょう。
還付金を買取金額に上乗せする方法、もしくは後で還付金のみを返却してもらう方法、どちらかの方法で還付金を受け取るのか決めておいてください。
手数料が発生した
基本的に廃車手続きを無料でしてくれる業者が多いですが、中には手数料を請求してくる業者もあります。そのため、業者選びをする際は、事前に良い口コミと悪い口コミを確認しておきましょう。
口コミを確認しておけば、業者が手数料を請求する会社なのかを事前に理解できます。依頼予定の業者をあらかじめ5社ほど選んでおき、どの業者が一番自分と合っているのかを口コミを確認して選びましょう。
ソコカラなら費用のトラブルなしで廃車を買取してもらえる
ソコカラなら費用のトラブルが発生することなく、廃車の買取が可能です。ソコカラは他社より高い高額買取を目指していて、引き取り日当日に低い買取価格を提示することはありません。
また、還付金は自動車の所有者に返還されるので、還付金が返還されずに悩むことはないでしょう。廃車手続きに費用がかかることも、一切ありません。
どんな自動車であっても99.9%買い取ることができ、最低買取保障10,000円以上キャンペーンも実施中です。費用のトラブルが発生することなく安心して廃車を買い取ってもらいたい人は、ソコカラに査定を依頼してみてください。
廃車の費用に関するよくある質問
まだ廃車の費用についてわからないことがあるという人もいるのではないでしょうか。廃車の費用に関して以下の質問をする人が多いです。
- 普通車と軽自動車では廃車にかかる費用はどれくらい違いますか?
- 車検が切れている車の廃車にかかる費用はいくらぐらいですか?
- 事故車の廃車費用はどれくらいですか?
- 廃車証明書をもらうのにかかる費用はいくらですか?
- 廃車で還付される自動車税はいつ受け取れますか?
- 廃車にした車を再登録するのにかかる費用はいくらですか?
それぞれの質問と回答を参考にし、廃車費用に関する疑問を解消したうえで廃車にするべきか判断しましょう。
普通車と軽自動車では廃車にかかる費用はどれくらい違いますか?
普通車の廃車費用が25,500〜45,000円ほどかかるのに対し、軽自動車の廃車費用は約23,000円〜40,000円ほどかかります。軽自動車と比較すると普通車の方が2,500〜5,000円ほど料金が高額です。ただし、廃車買取業者に依頼すれば、普通自動車や軽自動車に関係なく高いお金を支払わずに済みます。
リーズナブルな価格で廃車を依頼したいのであれば、廃車買取業者への依頼を検討してください。
車検が切れている車の廃車にかかる費用はいくらくらいですか?
車検が切れている自動車の廃車にかかる費用は手続き方法や依頼する業者によって異なり、永久抹消登録をする場合は以下の費用がかかります。
費用項目 | 費用相場 |
解体費用 | 10,000〜20,000円 |
レッカーで運搬 | 10,000〜30,000円(移動距離によって変動する) |
仮ナンバーの取得 | 750円 |
手続きの登録手数料 | 350円 |
また、一次登録抹消手続きをする場合は、登録手数料350円のみ必要です。基本的に大きな金額が発生することはありませんが、350円の他に提出書類を用意するために数百円の手数料が発生する場合があります。
ただ、車検が切れていても廃車費用がかからないケースは以下の3つです。
- 買取価格が廃車費用を上回る場合
- 廃車せずに買取できる場合
- 無料で代行してくれる廃車買取業者に依頼する場合
車検が切れている自動車を廃車したとしても、費用がかからないかもしれません。上記を理解したうえで、車検切れの自動車を廃車に出しましょう。
事故車の廃車費用はどれくらいですか?
事故車の廃車費用の相場は、以下のとおりです。
費用項目 | 費用相場 |
レッカー費用 | 10,000〜30,000円(移動距離によって変動する) |
廃車解体費用 | 5,000〜20,000円 |
申請書類の購入料金 | 100円 |
リサイクル料金 | ・軽自動車:8,000円 ・普通自動車:10,000円 ・外国自動車:20,000円 |
ただし、交通事故が原因で廃車するのであれば、加害者側過失の割合分の料金の請求ができます。たとえば、被害者の過失が3割、加害者の過失が7割だったら、加害者側に料金の7割を請求可能です。
廃車証明書をもらうのにかかる費用はいくらですか?
廃車証明書をもらうためには、300〜350円かかります。廃車証明書とは、廃車手続きの完了を表す書類のことです。
廃車証明書をもらうためには、普通自動車の場合は一時抹消登録もしくは永久抹消登録をした後に、運輸支局にて登録事項など証明書および現在証明の発行を申請しなければいけません。
軽自動車の廃車手続きが完了すると廃車証明書の代わりに、自動車検査証返納証明書を交付してもらえます。自動車検査証返納証明書の交付には、1件当たり350円かかります。
廃車でもらえる自動車税はいつもらえますか?
廃車で還付される自動車税は、廃車手続きをしてから1〜2ヶ月後に還付してもらえます。自動車税が還付されるまでの具体的な流れは、以下のとおりです。
- 廃車手続きを完了させる
- 自動車の登録情報を管理しているシステムに情報が送信される
- 還付通知書が発送される
- 金融機関で受け取るか口座に振り込んでもらうかを決定する
自動車税の還付金を受け取る予定がある方は、上記の流れを参考にしていつごろ受け取れるかを把握しておきましょう。
廃車にした車を再登録するのにかかる費用はいくらですか?
廃車にした自動車を再登録するためには、以下の費用が発生します。
費用項目 | 費用相場 |
車庫証明費用 | 約2,100円 |
申請書代 | 約100円 |
検査手数料 | 4,000〜4,200円 |
仮ナンバー | 750円 |
ナンバープレート | ・普通自動車:1,450〜1,900円 ・希望ナンバー:3,910〜4,440円 |
自動車税・自動車重量税・自動車取得税 | 自動車によって異なる |
登録手数料 | 約700円 |
保険料 | ・普通車:17,650円(2年分) ・軽自動車:17,540円(2年分) |
廃車した自動車を再登録したら、約30,000円かかります。廃車した自動車の再登録を検討している方は、上記の表を参考にして自分の予算で払えるのかを確認しておきましょう。
廃車を依頼するならソコカラがおすすめ
廃車を廃車買取業者に依頼するのであれば、ソコカラがおすすめです。ソコカラとは、車検切れや事故車などどんな車でも高値で買い取るサービスです。ソコカラがおすすめな理由を解説します。
廃車を高額買取できる理由
ソコカラが廃車を高額買取できる理由は、以下の3つです。
- 自社オークションで販売するので余計な中間手数料をカットできる
- 自社のネットワークは海外に広がっている
- 自社で物流することによって配送コストを削減できる
ソコカラは、買い取った車両を適正価格で世界中の人々に自社オークションで販売しているため仲介手数料を支払う必要がなく、その分高い価格で買取してもらえます。
また、ソコカラは日本車の需要が高い12,000社以上の海外の会社に輸出と販売をしています。その結果、より高い価格での買取が実現できているのです。
自社物流による配送コストを削減した分、買取査定額を還元しています。ソコカラは、高額査定できるように工夫している業者です。
ソコカラは利用しやすい
先ほどソコカラが高額買取できる理由を紹介しましたが、利用しやすい業者でもあります。ソコカラが利用しやすい理由は、以下の3つです。
- 電話1本で希望日時に引き取り
- お振込みまで最短4分で対応完了
- 個人情報も入念に保護
ソコカラでは、電話1本してもらえれば自社拠点もしくは提携会社にて引き取りに伺います。お客さまに来店してもらう手間がないので、気軽に廃車買取ができます。
また、最短でご依頼日の翌日に廃車を引き取れるため、3営業日後のお振込みが可能です。現在お金に余裕がなくてすぐ廃車を買い取ってほしい方が利用しやすい業者といえるでしょう。
さらに、ソコカラはPマークを取得してお客さまの個人情報の保護を徹底しているので、安心して利用可能です。廃車買取業者の利用を検討している方は、ぜひソコカラを利用してみてください。
まとめ
廃車にかかる費用相場は依頼する業者によって異なりますが、1〜8万円ほどかかります。しかし、廃車買取業者に依頼すれば、無料で手続きをしてくれる場合もあるので、リーズナブルな価格で廃車にできるでしょう。
特にソコカラであれば、自社オークションで買い取った部品を販売するため、他社と違って仲介手数料がかかることはありません。また、自社で物流もしているので、配送コストもかかりません。
この記事を参考にして廃車にかかる費用相場を理解し、どの業者に廃車を依頼すべきなのか、そもそも廃車を依頼した方が良いのかなどを検討してみてください。廃車を売却するのに損をしたくないと考えている方は、ぜひ一度お気軽にソコカラで見積もりを取ってみてください。